SSブログ

「ソニーとは感動会社だ」。平井社長、営業利益5,000億円達成に自信! [ソニー]

ソニーは23日、経営方針説明会を開催。

平井一夫社長 兼 CEOは、中期経営計画で目標に掲げた、2017年度のグループ連結で株主資本利益率(ROE)10%以上、営業利益5,000億円以上の達成に自信を見せた。

「連結営業利益5,000億円は20年ぶりの高い利益水準で大きな挑戦だが、この5年間の取り組みで十分に狙える基盤は築けた。今年度は結果にこだわる重要な年になる(平井社長)」と語った。

平井社長は、社長就任から5年経ち、「新しいことに取り組む自信と、元気に満ちたソニーが戻ってきた実感がある。そのもっとも大きな要因は、長年苦戦が続いていたコンシューマエレクトロニクスの再生。『規模を追わず、違いを追う』という方針のもとで、安定的な収益貢献が行なえるようになった」と成果を強調。


長年に渡る赤字から、収益事業に変革した代表例として「テレビ」事業を説明。

今後のテレビ事業については、一部地域ではシェア拡大を目指す。

テレビ事業の“お手本”としたのが、デジタルイメージング事業。

3年前のPC事業の撤退については、「ソニーとしてテレビは違いで勝負できるが、PCは難しいと考えた。重い決断だったが、それが判断の理由」と説明。

エレクトロニクスの課題に挙げるのが、モバイル・コミュニケーション分野。

徹底的な構造改革や販売地域の絞り込みで、2016年度の黒字化を達成。
「商品力、オペレーション力は着実に向上。スマートフォンは、最もお客様との接点が多い『ラストワンインチ』商品。カメラを中心に、ソニーの最新技術の粋を集めて違いを出せると考えている。一方で、もっとも変化の大きな分野。IoTなどの新規領域の環境とあわせて、急速な変化に迅速に対応できるよう、事業運営していく」とする。

デバイス領域については、強みのある事業にフォーカス。カメラモジュールは、昨年度の構造改革で、熊本の外販向けカメラモジュールの開発・製造中止と、中国広州の生産工場を売却。主力のモバイル向けイメージセンサーは、昨年前半は供給が足りず、後半はハイエンド向けの販売が低迷し、業績が悪化した。この状況を受けて、中国系メーカーとの連携を強化し、業績を改善。さらに、モバイル市場においては、複眼化の加速やフロントカメラの高画質化、動画性能重視などがトレンドとなっており、「これらはまさにソニーが強みを発揮できる製品領域が拡大していることを示している。今期は大幅な収益改善を見込んでいる」とし、熊本地震からの復活をアピール。

音楽分野においては、アデルやビヨンセらのヒットで、収益貢献。
日本においては、アニメやライツビジネスの強化などを図っていく。
金融分野も顧客との接点を持つ「ラストワンインチ」の重要事業と位置付ける。

「喫緊の課題」と語るのが映画分野。
昨年度1,121億円の減損を計上し、中期経営計画の上でも未達となっている。
「ネットワーク配信時代に、魅力的なコンテンツの需要はかつてないほど高まっている」として、SPEのアンソニー・ヴィンシクエラ新CEOのもと、改革を進める。

2018年以降の持続的成長に向けては、
(1)コンシューマーに向き合い、お客様に感動をもたらす“ラストワンインチ”の存在「KANDO@ラストワンインチ」であり続ける、
(2)リカーリングビジネスモデルの強化、
(3)ソニーが持つ多様性と新しい事業への挑戦の3点を強調。

KANDO@ラストワンインチについては、Xperiaやα9、有機ELテレビのBRAVIA AE1などを挙げて説明。

グループ一体での取り組みとしては、VRを「新たな事業ドメインに育てる」とし、PlayStation VRだけでなく、SPEやSMEの制作事例を紹介。

2018年以降の新中期経営計画は、ソニーモバイルコミュニケーションズ代表取締役社長で、6月15日にCSO、中長期経営戦略、新規事業担当に就任予定の十時裕樹氏が中心となり策定する。

十時氏の起用について、平井氏は、「これまでの改革をリードし、新規事業を含めソニーモバイルと連携できる。エレキの経験があるし、ソニーバンクやSo-netなどエレキ以外のビジネス立ち上げにも携わってきた、多様化するソニーのなかで、いろいろな事業会社やエレキ以外との連携について、一番適任と考えている」とした。

平井社長は結果にこだわる姿勢を強調、「2017年度は着実に目標を達成する。達成後もソニーは高収益を持続できなければいけない。営業利益5,000億円は20年ぶりの水準だが、複数年にわたって継続できたことは、71年間のソニーグループの歴史で一度もない。ソニーグループ、各事業それぞれが、現状維持ではなく、新しい取り組みが不可欠。執行役9名がそれぞれの担当領域で、明確に経営責任を果たす体制ができ、SONY、ソニーの元で連携、協力する体制が整った。経営陣と全社員がOne Sonyで取り組んでいく」とアピール。

質疑応答で、「ソニーは何会社だと思いますか? 」と問われた平井社長は「一言でいえば、ソニーは感動会社。ソニーピクチャーズは映像コンテンツを通して感動を、ソニー生命は生命保険の新たな提供の仕組みで、エレクトロニクスはハードウェアを通じて感動をお届けする。感動をお届けするのが一番の上位概念にある」と答えた。

全文ソース→【AV Watch】参照一部抜粋

自信に満ちた心強いコメントですね。
ソニー(グループ)好きになって、ソニーが開発・発売してる製品はソニー製品を購入してますが、ソニー製品を買い続けて良かったと実感。

ありがとうSONY


タグ:ソニー
nice!(20)  コメント(5) 
共通テーマ:ニュース

nice! 20

コメント 5

ナベちはる

こんばんは。
自信が含まれたコメントばかりで、ソニーは(不祥事がなければ)今後も愛され続けられるのだろうと感じました。
by ナベちはる (2017-05-27 01:05) 

革新のXPERIA

ナベちはるさん>おはようございます。
自力でよくこここまでこれたと思います^^;
これからも今以上に製品とかを購入してくれる人に感動を与えて欲しいですね♪
by 革新のXPERIA (2017-05-27 05:43) 

トレンダー櫻井

自力でよく頑張りますね!わが社は中国の旺旺(ワンワン)という会社に頼りっぱなしです!
by トレンダー櫻井 (2017-05-27 06:46) 

ソニックマイヅル

おはようございます。良い事があればその反面も巡ってきますので、さらなる気合も必要だと思います。画期的な商品をこれからも世の中に出していってほしいと思っています。^^;
by ソニックマイヅル (2017-05-27 08:48) 

革新のXPERIA

トレンダー櫻井さん>こんにちは。
買収されるんじゃないかとか色んな噂もあったんですが、ほんと よく自力でここまえきたと思います^^
ソニーはこうではないと、思ってます♪

ソニックマイヅルさん>こんにちは。
ヒット商品、ばんばん発売してほしいですよね^^
個人的にはBRAVIA A1とか注目してます♪
by 革新のXPERIA (2017-05-27 12:01) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。