ソニーOBが語る サポート終了のAIBO【修理工房】を運営する心意気! [ソニー]
日の丸家電メーカー最後の隆盛期といえる1990年代後半、ユニークな商品が世に送り出された。犬型ロボットAIBO。およそ実用的な商品と思えなかったAIBOは、しかし登場から20年近く経ても人々に愛され続けている。
「ソニー製ではない、ソニー生まれである」そんなキャッチコピーとともに犬型ロボットAIBOが登場したのは1999年。定価は25万円。にもかかわらず発売20分後には、3000体が完売。以来、モデルチェンジを繰り返しながら2006年の生産中止まで全世界で15万体が販売された。
そして2014年3月、ソニーは修理サポート「AIBOクリニック」を閉鎖。途方に暮れたのは、我が子の治療を求めるユーザー、いや、飼い主である。行き場のない大量のAIBO難民が生まれた。
もともと「ア・ファン」は「人が作った物は必ず直せる」という考えのもと、2011年にソニーOBの乗松さんがエンジニアらとともに立ち上げた。サポートが終了したオーディオ機器をはじめとする電化製品の修理を請け負ってきたが、AIBOは想定外だった。
「でも私はユーザーの思いとエンジニアの技術を繋げたいと考えていました。こちらもはじめてなので半年かかるか1年かかるかわかりません。それでもいいのなら、と引き受けたんです。VAIOを直した経験がある仲間がいたので『VAIOもAIBOも似たようなもんだろう』と」
乗松さんは笑うが、古巣のソニーに問い合わせても機密情報を盾に断られる。そこでAIBOの開発者を直接訪ねて話を聞いた。足りない部品はネットオークションで落札したAIBOを使ったり、町工場に注文したりした。やがて「ア・ファン」の存在は飼い主たちに口コミで広がった。
500体以上を治療したが、まだ300体以上が順番待ち。
「かつてソニーは、エンジニア1人1人の思い入れやアイディア……遊び心を大切にしてくれました。1990年代までは会議ではお客さまをどう喜ばせるか、そんなことばかり本気で話し合っていました。しかしいつの間にかサムスンに負けた、LGの売り上げが良かったという話題ばかりになってしまった。利益や効率、コスト……金儲けの話ばかりになってしまったんです」
間近で見るまで、AIBOをただのおもちゃだと思っていた。
しかし役に立たないことに大の大人が本気になるのが“遊び”である。
「原点に戻ろうと社名を『ア・ファン』にしたんです。自分が楽しめなければ、お客さまに楽しんでもらえて、しかも世代を超える製品なんて作れませんから」
全文ソース→【NEWSポストセブン】参照一部抜粋
これまでも何度かAIBOに関しての記事は取り上げたんですが、ソニーOBがここまで語るのはのは初なんじゃないでしょうか?
生産中止になって購入する事はできませんが、ロボットでここまで愛されてAIBOも嬉しいでしょうね♪
AIBOに限らず、ソニー製品でサポート終了して、愛着がある製品は相談してみるのもいいかもしれません・・・ http://a-fun.biz/
あと、韓国企業の躍進ぶりは凄かった・・・
こんばんは。
AIBOがここまで愛されるなんて、ソニーも思っていなかったのではと思います。
人々を癒し続けてきたAIBO、これからも「AIBOを必要とする人」たちに愛され続けてほしいですね☆彡
by ナベちはる (2016-05-10 00:38)
ナベちはるさん>おはようございます。
ソニー内部でも当初はAIBOの製品化は反対みたいだったそうです^^;
けど、販売してみたら高額にも関わらず完売・・・
動物アレルギーの人達にも評判良かったそうです♪
by 覚醒のXPERIA (2016-05-10 06:17)
安ければいいという世界とは別の世界でソニーには躍進して行ってもらいたい、そんな気持ちです。ものづくりのソニーに期待したいです。^^;
by ソニックマイヅル (2016-05-10 08:55)
わが家にも本棚の上にAIBO(写真の一番手前)が
鎮座しています
by soujirou-3 (2016-05-10 11:44)
ソニックマイヅルさん>こんにちは。この
そうですね。
ソニーのものづくりに拘る精神はこの先も貫いて、良い製品を作っていって欲しいですね^^
soujirou-3さん>こんにちは。
AIBO持ってるんですね@@
手前のAIBOだと確か、マカロン、ラッテかマカロンですね♪
見守ってる感じでしょうか^^;
by 覚醒のXPERIA (2016-05-10 12:03)