タブーと困難に挑んで掴んだソニー【h.ear on】デザインプロセスとは・・・ [ソニー]
ソニーのステレオヘッドホン「h.ear on」。
ミニマルで一体感のある造形を作り上げた背景には、ソニー史上初の試みが数多く盛り込まれている。ソニークリエイティブセンターシニアマネジャーの飯嶋義宗氏が語る、チャレンジに満ちたデザインプロセスとは・・・。
ソニーでは、スタジオミュージシャンを中心に愛用されている超ロングセラーモデル「MDR-CD900ST」や高機能モデルの「MDR-1R」など、数多くのヘッドホンを開発、販売している。
h.ear onが目指したのは、今までのようなメカニカルなヘッドホンではなく、可能な限り造形を圧縮、凝縮し、1つの固まりとしてデザインすること。
それによりカラーが目立つような作りしていくことだったという。
h.ear onは、ビリジアンブルー、シナバーレッド、チャコールブラック、ライムイエロー、ボルドーピンクの5つのカラーバリエーションを展開。
このカラーリングは、インナーイヤー型ヘッドホンの「h.ear in」、デジタルオーディオプレーヤーの「Walkman」にも使用されているカラーリングは徹底しており、イヤーパッドやヘッドバンド部はもちろん、イヤパッドの裏側のメッシュ部分、裁縫の糸、ヒンジなどのパーツまで、すべて同様のカラーに仕上げた「シングルカラーフィニッシュ」を採用。
「h.ear onでは、ヒンジを内側に配置し、ネジが1つも見えない点にもこだわった。
通常見えない部分であっても、ちらっと見えた時を考え、きちんとカラーリングしている」と飯島氏は話す。一言で同じカラーリングといっても、ヘッドホンのパーツは金属からプラスチック、布まで素材が多岐に渡る。それらを同じカラーに仕上げるには、色指定をするだけではだめで、パーツ1つ1つの色味を微調整する必要があった。「試作では1000種類以上を調色した」という通り、各パーツ×5色分のカラーを確認。
「身に着けるファッションアイテムとしても考慮して色のトーンを整えた」と言う。
カラーリングの徹底ぶりは、パーツだけにとどまらない。h.ear onで最もチャレンジングだったのは、ソニーロゴにもカラーを採用している点だ。「ソニー製品についているロゴの色は今までモノトーンのみ。これは社内ルールによって決められているもので、色がついたものはなかった。
しかしh.ear onはシングルカラーフィニッシュがデザインのコンセプト。ソニーロゴもカラーで仕上げなければ、コンセプト自体が揺らいでしまう」とシングルカラーフィニッシュにこだわった。
前例がないこともあり、難航したが最終的には「社長に直訴して、承認してもらった。
大変メモリアルなモデルになった」と飯島氏は当時を振り返る。
全文ソース→【CNET JAPAN】参照一部抜粋
【h.ear on】は発表された時にブログでも紹介したんですが、動画を見た時にSONYのロゴも本体と同じ色の製品は過去にあったかな?と思ってたんですが、発表された時にブログで言おうと思ったけど、もし過去にもあったら赤っ恥と思いデザインの色に関しては感想は言わなく、機能に関して感想を言ったんですが、やっぱりSONYロゴと本体製品の色と同じなのは初の試みだったんですね^^;
SONY h.ear on 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 リモコン・マイク付 折りたたみ式 シナバーレッド MDR-100A/R
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
こんばんは。
本体と同じ色のヘッドホン、一体感があって良いと思います☆彡
by ナベちはる (2016-05-03 00:23)
ナベちはるさん>おはようございます。
カラフルなイヤホンは他の企業からも出てますが、ここまで全部(パーツ等も)カラフルに拘りって凄いですよね^^;
そのお陰でオシャレにも出来ます♪
by 覚醒のXPERIA (2016-05-03 06:29)
おはようございます。いつもありがとうございます。本日から3連休を頂きます。またよろしくお願い致します。ものづくりのソニーとして今後も期待したいです。ブルーレイディスクレコーダーが今モデルからメニュー画面が躍進しています。^^;
by ソニックマイヅル (2016-05-03 07:52)
ソニックマイヅルさん>こんにちは。
3連休中にエンジョイして下さい^^
今後のソニーブルーレイにも期待大ですね♪
by 覚醒のXPERIA (2016-05-03 12:05)